MAKOTO SATO インタビュー&ポートレート

本日はアマチュア書道家として活躍中の佐藤誠氏へのインタビューだ。以前、彼をモデルとして撮影したことがあるのだがその際にたくさんの話を聞いた。大学生にしながら株式会社の役員であり、自ら書道家として活動する傍ら芸術家たちの活躍の機会の場を増やそうと試行錯誤の日々だ。ヴィジョンははっきりとしており目標に向かって努力を重ねる彼の姿には尊敬してしまう。また非常に活動的であり本来得意とする書道の他にも美術や演劇、楽器まで幅広い芸術分野を学びそれらを統合した新しい芸術活動を行おうと考えているようだ。

主なロケーションは大通公園から中島公園、北海道神宮である

Q.現在、さまざまな分野で活動していますが今一番比重を置いているものはなんですか?

A. 書道ですね。括る範囲を狭めるなら書道を販売する、ということに考えが傾いています。例えば商品化、とか、今色々考えを試しているところです。


Q.書道がお上手ですね。はじまりはいつから?

A. 高校の部活からですね。最初美術部と掛け持ちをしていたんですが、どっちかにしろと言われ、じゃあなんかイケそうだなと思っていた書道部を継続することになりました。


Q. 演劇を始めたきっかけは?

A.最初は別に興味はなかったんですが、劇団アトリエのMWを見た時に、演じる側の楽しさというものをイメージしてしまい、その妄想に取り付かれて、一年経ってからですがゆりいか演劇塾に入ったことがきっかけというか経緯ですね。

Q. 芸術活動を広げるための取り組みをしていると聞きましたが?

A. 芸術って価値を押しつけるものだと思うんですよ。物体としてありありとこうだ!と突きつけてるわけですから。そういうものを売ったり、興味のない人に見せることで感動したり圧倒されたりってあると思うんですよ。書道メインで今取り組んでいますが、書道なんてわかる人にわかればいいみたいな感じでしょう。それじゃ芸術じゃないと思うんです。だからもっと人目につくようにしていきたいと思って、芸術活動を広げようとしています。

ちなみに自分の芸術活動については結構ずぼらなのでツイッターとかにあげたりしてないんですよ、したいんですけどね。

Q. 活動の最終地点(ゴール)はどんなものなのでしょうか?

A.結局は自分、ということになるんですけど。自分の作品を売れるようにしたいですね。悪いように捉えないでほしいんですけど、今やってることで書道以外は手段ということになります。ただ今やってることをもっと時間をかけて真剣に取り組めば作品が売れるようになる、と確信しています。


Q.2017年の目標は?

A. とりあえず3点から5点くらいは作品を売り始めたいですね。基盤作りに飽きてきているので。あとは演劇をもっと勉強したいですね、役者としてとか脚本作りたいとかではなく、作品の魅せ方とかそういうところを。


Q. 卒業後はなにを目指していきたいですか?

A. 実はやりたいことたくさんあって困ってるんです。今やっている会社を大きくするとか、メディアに出られるように活動するとか、実はアウトドアも好きなので、そこをひっくるめた活動ができそうな地域おこし協力隊とかも興味あります。

Q. この間、初舞台でしたがそのご感想をお聞かせください

A. ゆりいか演劇塾『へ』でしたが、あの時は緊張もなく、できることはできたのかなと思っていましたが、今になってこうした方がよかったとか寝る前にやってみたりってことをしてて、後悔しているなと。

ただ初舞台がこの脚本でよかったなと思っています。楽しい経験になったので。

Q. この記事を見てくれた方々に一言お願いします!

A. 実はオカリナもやってます。一緒にやろうと声をかけてくれる人がちょこちょこ出てきてて練習してかなあかん、と思っているところです。


次の目標は「猟銃免許」をとろうとしているそうだ。芸術関係の分野を飛び出して自分の限界を試しているようだ。ゴールは自分自身とインタビューで答えていたがおそらく彼自身生きている限り常にゴールは更新されていくのだろう。

そして今彼はcafe space Linkという新川にあるカフェで働いている。ダーツビリヤードもあり本人オススメのスポットだ。近くに住んでいる方、新川駅(学園都市線)が通り道にある方は是非立ち寄ってみると良さそうだ。

そして次回の出演予定はこちら




※撮影は今年6月に行われたものであり、前回の五十嵐さんを撮影したカメラ、保存形式とは異なります。佐藤誠はソニーα6000、五十嵐はニコンD750だ。

SAPPORO YOUNG STREET

写真を通じて札幌で活躍する若者たちを紹介していきます

0コメント

  • 1000 / 1000